Petit

ぼくのしょうらいのゆめ

大人になったとき、子どもの頃に描いた夢はどんなふうに心の中に残っているのだろうか?年を歴て、大人になっていく途中でふと思うそんな問いに対して、各界の第一線で活躍する11人の方が答えてくれました。

中学校の時に見たGHQのジープの影響でインダストリアル・デザイナーに憧れた詩人の谷川俊太郎さん、「夢なんてみなかったよ」と言いながら、たくさんの魅力ある先生方との出会いを語ってくださったイラストレーターの和田誠さん、10歳の頃から映画監督に漠然と憧れていた市川準さん、中2でエルビス・プレスリーのショックを受け、ロックに目覚めた内田裕也さん……。夢をかなえることや、理想を貫くことがすべてではないということを、それぞれの実体験から紡ぎ出された言葉で語りかけてくれています。願う夢が叶わなくとも、人ひとりの美しさには何ら変わりがないということは、大人になって実感するんだと思います。できれば20代、30代とそれ以降の、すでに自分の道を歩きはじめた方々に、ぜひ手にとってほしい1冊です。

◎登場する方
市川準(映画監督)/内田裕也(ロックンローラー)/大竹伸朗(画家)/関野吉晴(探検家) /祖父江慎(グラフィックデザイナー)/高橋悠治(ピアニスト・作曲家)/田中泯(舞踏家) /谷川俊太郎(詩人)/野口聡一(宇宙飛行士)/吉本隆明(思想家・作家)/和田誠(イラストレーター)