Petit

ヤコブセンの家-桜日記

(著者:岡村恭子、発行・発売:プチグラパブリッシング、2005年2月発売)
 
2005年プチグラパブリッシングは「Cultulife」(カルチャライフ)という書籍のシリーズを新しくたちあげます。

【カルチャライフとは…】Culture + Life =Cultulife!! 海外での生活は、驚きと発見に満ちています。何気ない日々の暮らしから、その国の文化が見えてくる。カルチャライフは生活文化を愉しむエッセイシリーズです。

記念すべき第1回目は、岡村恭子『ヤコブセンの家 桜日記』。
本書は、デンマークに暮らす日本人家族が、ヤコブセンが建てた個人住宅に住めるという幸運のくじを引き当てたことで始まったてんやわんやの毎日を振り返りながら、デンマークならではの生活文化を紹介するという、充実のコラム集です。

岡村恭子はプチグラのWEB連載『北欧からこんにちは』でも、毎回デンマークの楽しい情報をリポートしてもらっています。実は、岡村さんはデンマークを代表する建築家アルネ・ヤコブセンが設計した「個人住宅」に家具デザイナーの旦那さんと、娘さんと3人で1989年より住んでいます。注目しておきたいのは、ヤコブセンの「集合住宅」は数多くあるのですが、「個人住宅」はなかなか少なく、その中の一つに暮らしているが岡村恭子なのです。「ヤコブセンの家で暮らすこと」をきっかけに、日々感じる北欧らしさとは、そして必然的に顧みることになる日本人としての意識とは。

また有名建築家の家に暮らすという本はいろいろとありますが、ヤコブセン家」というのは、過去に類書がありません。岡村恭子がどんな生活を送っているのか気になりませんか? デンマーク料理のレシピあり、とても愉しい一冊になっています。

ちなみに、装丁は、最近では、よしもとばなな『なんくるない』などで活躍中の祖父江慎。祖父江慎の装丁が、ヤコブセンの家にどのように彩りを添えるでしょうか?とても上質で軽やかな読み物になること必至!